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飽和脂肪酸なのに何故ココナッツオイルは体にいいのか?調べました。

更新日:

ここのところ健康にイイといわれる油脂が話題になってます。

ココナッツコイルもその一つです。
ココナッツオイルは飽和脂肪酸です。
飽和脂肪酸は「あまり取りすぎないように」と消費者庁食品表示課でもはっきりかかれています。
でも、ココナッツオイルは体にイイとお医者さんがテレビに出てそう言ってます。
どういうことなのかな?と思い調べました。

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この記事の目次

1.ココナッツオイルの主成分 2.脂肪酸の分類方法
3.飽和脂肪酸を含む食品 4.まとめ

ココナッツオイルについてテレビやサイトで盛んに見たり聞いたりしますが、今回最初から自ら調べてみました。ちょっとすっきり。

1.ココナッツオイルの主成分

ココナッツオイルの主成分は飽和脂肪酸です。その主成分はラウリル酸。

不思議に思ってました。
飽和脂肪酸は、取りすぎると血中のコレステロール値に悪影響を及ぼすため取りすぎに警告されているんです。

ココナッツオイルは飽和脂肪酸の一種ラウリル酸を46%含むために健康に良いといわれています。

飽和脂肪酸なのに、なぜ?

消費者庁食品表示課では「脂質と脂肪酸の話」に関する説明のPDFを配布しています。
その中にこういう文章があります。
1飽和脂肪酸を摂りすぎると、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を増や
す(心疾患のリスクを高める)ことが報告されています。
2飽和脂肪酸の炭素の数(12個・14個・16個もしくは18個)によってコレステ
ロールに与える働きが異なることも報告されています

消費者庁食品表示課「脂質と脂肪酸の話」PDFはコチラです。

?なぜ?と思いました。
なので調べました。そうしたら、はっきりしたんです。

2.脂肪酸の分類方法

脂肪酸には分類方法が2つあります。(Wikipediaより)

    A炭素の数で分ける方法

  • 炭素の数2~4個:低級脂肪酸
  • 炭素の数4~12個:中鎖脂肪酸
  • 炭素の数12個以上:高級脂肪酸

B飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分ける方法です。

  • 飽和脂肪酸
  • 不飽和脂肪酸

3.飽和脂肪酸を含む食品

消費者庁食品課では「脂肪酸」に関する説明のPDFでは飽和脂肪酸に関して炭素の数によってコレステロールに与える働きが異なることも報告されています。とあります。

飽和脂肪酸を含む食品には以下のものがあります。
・ココナッツオイル
・キングサーモン
・バター
・ブラックチョコレート
・大豆油
・牛挽肉
・鶏卵

(Wikipediaより)ヤシ油とはココナッツオイルのこと

4.まとめ

見てみると確かにあまり食べてはいけない?といわれそうなものばかりです。
ココナッツオイルも飽和脂肪酸です。

この食品の主成分を分類方法Aで見てみます。
A炭素の数で分ける方法
炭素の数2~4個:低級脂肪酸
炭素の数4~12個:中鎖脂肪酸
炭素の数12個以上:高級脂肪酸
ココナッツオイルの主成分ラウリル酸は炭素の数Cは12個です。これは、中鎖脂肪酸です。
他の食品の主成分は炭素Cの数から高級脂肪酸であることがわかります。
消費者庁食品表示課では「脂肪酸」に関する説明のPDFを配布しています。
その中にこういう文章があります。
1飽和脂肪酸を摂りすぎると、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を増や
す(心疾患のリスクを高める)ことが報告されています。
2飽和脂肪酸の炭素の数(12個・14個・16個もしくは18個)によってコレステ
ロールに与える働きが異なることも報告されています⇒ここに例外が記述されていたんですね。

飽和脂肪酸の中でもラウリル酸は中鎖脂肪酸です。中鎖脂肪酸を主成分にもつココナッツオイルはコレステロールに与える働きが違うといえます。

なので、ココナッツオイルは特別な飽和脂肪酸なんだとわかりました。

炭素の数の分類方法ではココナッツオイルの主成分は中鎖脂肪酸、もう一方の分類の方法では、飽和脂肪酸です。

脂肪酸の分類方法は炭素の数で分ける(低級脂肪酸・中鎖脂肪酸・高級脂肪酸)、そしてもう一つの方法飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸で分ける二通りの方法があったんだということも発見でした。


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